さくらだより

4才息子(年少)、1歳娘の子供2人を持つ勤続11年目ワーママです。教育、子育て、キャリア、読書について徒然なるままに‥

習い事のやめどきどうしていますか?公文をやめる決断をした話

こんにちは!さくら(@SAKURAs_letter)です。

今日は4歳息子の公文をやめる決断をした話になります。
公文については以前noteで始め方を失敗した話として記載しています。

note.com

そこから学びもあり、成長もあり、しばらく様子を見て続けていましたが、色々と考え、夫とも話し合い、やめるという決断をとりました。

習い事は始めるのは割と簡単ですが、辞めるのは本当に大変です。
もし習い事の始め方、そして辞め方、公文のこれからの入会を検討している方、そして同じく辞めようか考えている方のご参考になれば幸いです。

 習い事の始め方どうしていますか?

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皆さんはお子さんの習い事について、ご家庭でルールを決めていらっしゃいますか?

親がやらせたい、やって欲しいものをやらせることもあれば、子どもが自分でやりたいというものに挑戦させることもあると思います。

また習い事の数についてもいくつまで、と厳格に決めているご家庭もあれば、あんまり決めていないというご家庭もあると思います。

いわば、習い事に関しては正解がなく、手探りであることが多いです。

そして子どもの性格もそれぞれなので、口コミも当てにならない事がほとんどで、何が我が子に合うのか、は実際に体験してみないとわからないと感じています。

習い事の難しいところは、習い事で得た知識や体験、経験は一概にすぐ目に見えて成果がわかるものではなく、何年か経過してみて「あれはやっておいてよかったな」と思うことも多いですよね。

だからこそ始めることよりも辞めどきはより一層難しいと感じます。

習い事のはじめ方のおすすめ

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現代の子どもはいくつも習い事を掛け持地していると言われ、習い事に関する本も沢山出ています。いくつか読んでみた中で「なるほど!」と納得した「あと伸びする子はこんな家で育つ」ではこのような紹介がされていました。

習い事を始めたい、と言われたら最低半年、長くても1年は待つ。

 子供のやりたいが本当か確かめるのをおすすめします。

 

読んだ時は「え、半年も待つの?!絶好の成長の機会を逃してしまうのでは‥」と思いましたが、今では頷けます。
 
子どもがやりたい!と親にねだる時は仲の良いお友達が行っている場合やその時の好奇心で言っている事が大半です。その習い事がとても合っている場合はいいのですが、合っていない時は地獄です‥笑
 
我が家がそのケースでした。
 
息子の保育園は年少〜年長さんが異年齢クラスで、憧れの年長さんの半分が保育園のすぐ近くの公文に通っており、保育園後に保育園に吸い込まれていくのを目の当たりにしていました。
息子が「僕も公文に行きたい!」と一言発したのをきっかけに、体験そして入会と1週間のうちに決めました。しかし、通い始めて半年経過しましたが、成長も見られ、少しずつ前には進んでいますが、なんとなく息子には合わないな‥と思い始めました。本人も楽しそうではなさそうです。
 
「くもんに行きたい!」と息子が言い始めた際、よく考えもせず、
おっ!勉強に興味が出てきたかな!鉄は熱いうちに打てというし、
よし、今すぐにはじめてしまおうー!

 と入会を即決してしまいました。

また即決してしまいたくなるほど、公文の教材は魅力的で、少しずつ階段を登りながら、基礎的な力をつける事が出来る、という期待が持てました。

憧れのお兄さんお姉さんが行っている=楽しそう!と思っていた息子の考えは、通い始めてまもなくして、「あれ、思っていたのと違う‥」となったのでした。

今思えば、しっかり説明をして、それでも行きたいと思えるのか、時間をかけて考えるべきでした。

もし習い事をお子さんが自分自身で始めたい、と言われた時はとても素晴らしい事ですが、継続できそうかどうか、その子に合うかどうかを時間をかけてでも見極められることをおすすめします。 

公文のメリット・デメリット

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ここからは私が感じるメリットとデメリットについてご紹介します。

あくまでも個人的な感想になります。

メリット

・毎日の学習習慣が身につく

・週に2回の通室で、空いている好きな時間に行ける

・子どもに応じた進度で1歩、2歩先へ

・特に国語の教材が素敵!

 プリントが5〜10枚程度、各教科で宿題が出るので、毎日の学習習慣がつきます。やる事が当たり前になり、特に何か示唆などはせずに通室して3ヶ月くらい経つと、習慣として学習が出来るようになります。

またワーママにも嬉しいのは入室時間の指定がされないので、残業で少し遅くなりそう、という日でも教室が空いている時間であれば、通室する事ができます。

進むペースはそれぞれの子どもに応じて教材が進んでいくので、気づけば同月齢のお子さんの少し先をいく事ができます。(例えば年少でひらがなが読める、かける、足し算が出来るなど)

そして公文では推薦図書を毎年公開していますが、国語の教材で出てくるお話が良書ばかりです。様々な文学に触れ合えるのも魅力と感じましたが、年少のうちは運筆、ひらがなの読み書きが中心のため、息子の場合はその段階まではいきませんでした。

デメリット

・同じ教材を何度も繰り返すので、人によっては飽きが来る

・基礎学力を積むには向いている

・未就学児の内は親の負担がとても大きい

・送迎が地味に大変 !

 息子の場合、ひらがなを書く事・読む事にまだそれほど興味がありません。すると、ひらがなを書けるようになるまで、ここ半年ほどずっと運筆で同じプリントを繰り返しています。単なる作業になってしまい、「前にもこれやったよ‥」と言いながらプリントをこなしています。運筆力がつくのは嬉しいですが、楽しんでやっているようには見えません。

また読み書き、計算を学ぶにはとても良いカリキュラムですが、基礎以外の能力は公文ではつきません。基礎は基礎でしかないので、幼少期に身につけさせたい非認知能力は公文の勉強ではつかないので、基礎を固めることを徹底したい!という場合には良いと思います。

毎日宿題もあります。未就学児の内は親が横についていないとなかなか前に進みません。毎日15〜30分程度、ずっと張り付いているのは結構大変です。我が家は下に1歳の娘がおり、まだ一人遊びができないので、息子と娘に行ったり来たりで毎回宿題タイムは神経が磨り減りそうです‥(笑)

そして送迎が大変です。息子の場合はだいたい20分から40分程度でお迎えになります。息子のその日の調子により、プリントの枚数が変わるので、時間があまり読めません。夜ご飯の支度の最中だったり、買い物の最中だったり、毎週ドタバタしていて、なかなか有効な時間の使い方が未だ見出せず、娘とお散歩をしながら時間稼ぎしています。保育園のお迎え後にまた1つお迎えが加わるのは身体的負担は増えます‥。

公文のやめ方〜息子へはどう伝える?〜

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メリット、デメリットを踏まえた上で、この年少の大事な時期に何を大切に培って欲しいのか、を改めて考えました。

基礎力をしっかり固めたいのか、それとも思う存分限りある時間を好きな事に没頭する時間に使ってもらうのか

もちろんどちらも出来れば良いのですが、共働きでなかなか平日の時間の捻出ができない中で、我が家では家で過ごす時間ぐらいは好きなことをしてもらおう、という結論に至りました。

もっというと、20歳になって読み書きできない大人は今の日本ではほぼいないので、先取りはやめて、机上の学習では身につきづらい、非認知能力を培う事に振り切る事にしました。

机に座って学習する習慣は身についてきたので、その習慣は途絶えさせないように、代替する教材(やらせ感に苛まれずにできるもの)を用意して、今回公文をやめる、という決断をしました。

 息子への伝え方に関しては、4月からここ1年ほど検討してきた習い事を新しく始めるので、学年が上がる=習い事も変わる、という伝え方をしようと思っています。
嫌だからやめる、といったネガティブなイメージではなく、進級と共に学ぶ内容が変わるという前向きな話を伝えようと思っています。
 
何が正解なのかは誰にも分かりませんが、正解にしてあげるのも親の役目と思って、毎日を楽しく過ごすために、ただ前を向いて邁進していきたいと思います。
 
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!