さくらだより

4才息子(年少)、1歳娘の子供2人を持つ勤続11年目ワーママです。教育、子育て、キャリア、読書について徒然なるままに‥

家族のカタチ〜ファミリービルディングを考える〜

こんにちは!さくら(@SAKURAs_letter)です。
みなさんは家族のあり方について考えたことはありますか?

家族のあり方は家族の数だけそれぞれ。
育ってきた環境が違う2人の人間が、ある日から同じ屋根の下で住み始める。

そして子供が出来ると更なる価値観のぶつかり合いが起きて、自分が幼少期にされてきた経験を元にしたり、時には反面教師にしながら、何が正しいのか、どうすれば良いのか、と頭を悩ませる‥

そんな経験ないでしょうか?
そして今現在悩んでいる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私も頭を悩ませた1人です。
悩ませ、葛藤しながらも今ではとても心地よく家族と向き合うことが
出来るようになりましたのでその過程を書き綴っていきたいと思います。

家族とは?とモヤモヤする日々

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夫と私。
良かれと思って子供にかける言葉も違えば、取るアクションも違う。

行動範囲の狭い赤ちゃん期(だいたい1歳くらいまで)の内は大して気にならなかったことも、子供が活発化してくるとどんどん顕著に。

例えば、靴の左右を間違え、なかなかうまく履けずに途方にくれる4歳の息子。
その時に私は「どうしたら履けるかな?テープ一回上にあげてみるのはどう?」と声をかけ、夫は「こうしたら履けるから。ほら履けたよ!早く行こう!」と声をかけます。

ある時は横断歩道を目の前にして、私はどんな行動を取るのか見守り、危ない時には声をかける。夫は「そこ信号だよ!一回止まって、危ないから」と先回りして声をかける。


日常の些細なことですが、日々繰り返されると結構な差になりますよね。

お互いの良かれ、と思ってやっている日々の行動や言葉がけで、子ども達が何を気にするのか、何を考えて動くのか、自ずと変わってくると思います。

価値観の違いのみならず、私の方が現在育休中で圧倒的に子どもと過ごす時間が長いので、子どもが次に取る行動が予期できます。反面、夫はまだ予期しきれない部分があります。

ほんの少しのことですが、それが積み重なり、大きな違いとなって出るのが子育てだと思います。

話し合い、価値観のすり合わせはとてもパワーも時間も要するのもので、なんだか億劫だったりしますよね。特にワンオペだったりすると、「ほぼ私が見ているから話すぐらいなら私が頑張ればいいや‥」と思ってしまうのも正直なところ。


しかし縁あって一緒になった家族。今は自分一人の頑張りでどうにかなっても子供の成長過程の中ではどちらかのサポートがなければ成り立たないことも必ず出てきます。 

以前、受講した子育て学協会子育て学講座で下記のことを教えていただきました。

子供と関わる時間はママは多い、パパは少ない

相談相手はママはいる、パパはいない

本音はママは伝えすぎる、パパは溜め込む

変化に対してママは敏感、パパは鈍感

情報量はママは多い、パパは少ない

子育て内容はママは全般、パパは一部

親としての自覚はママは出産前から、パパは出産後から

ご家庭により異なる部分もあるとは思います。
またどちらが良い悪いの話ではなく、これが現実だとすると、気持ちのすれ違いが起きてしまうのは当然のことだと思えます。


このことを理解せずに相手を責めてしまう事、また諦めてしまうことは
なんだか違うかもしれないな‥と思い直しました。

夫との価値観のすり合わせの仕方

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日頃から子供に対する接し方や日々の躾について夫としっかりすり合わせたいと思っていました。

先日やっと重い腰をあげて、我が家でははなまる学習会の高濱先生の動画を見て、その内容を元にすり合わせることにしました。

実際に夫に見てもらったのは、男性限定と題した「令和の父親だからできること」

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何か1つベースになるものがあると、共通言語ができ、話し合いがスムーズに進むので
とてもおすすめです。

高濱先生の講演動画をこれまでたくさん見てきましたが、父親限定版のこちらは今までの講演内容の大事な部分がぎゅっと詰まったものなので初見の方でもおすすめです!

我が家ではこの講演内容を元にして、
・父親、母親の役割
・躾項目のすり合わせ
・誰に何を言われても貫き大事にするもの
この3つを決めることができました。

また今回の話し合いでは主に子供を見ている私が何を大事にしているのかを伝えることができ、どんな意図で声がけをしているのかを知ってもらうことができました。

また4歳〜9歳の親の関わりが大切な時期に、何を大切に日々関わっていくのかを決めることもできました。我が家にとっては大きな収穫だったと思います。

我が家では早寝早起きを大切に、
躾は挨拶、話しの仕方、食事のマナーは徹底。
子供のやりたい!を基本的には尊重
という形で落ち着きました。

家訓が決まると、気持ちもスッキリ。清々しい気持ちでいっぱいです。

すり合わせ後に起きた変化

すり合わせをしてからはちょっとした変化を共に味わい、共に楽しめるようになりました。またあの声かけはよかった、とお互いを尊重するようにもなりました。

育児は当面、終わりがなく、日々続くもの。だからこそ大切にしたい目的、目標を決めるとそれだけを守ればいいので、気持ちが楽になるのかもしれません。

子供のためと思えば思うほど、あれもこれもやらねば、とついなりがちですが、
「我が家はこれだけは貫くのである!」と決めてしまえば、多少他ができなくても「まぁいいや」と思えてしまうので、不思議です。

 

もしなんだかうまくいってないな‥夫と少しすれ違っている気がする‥疲れたな‥
と思っている方がいたら、大事にしたいこを決めるだけでも気持ちは楽に、そして晴れ晴れしますので、おすすめします。 

本日もお読みいただきましてありがとうございました!